東三河合同消防訓練を実施
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2015年2月9日
蒲郡市浜町の竹本油脂大島工場で、東三河合同消防訓練が行われた。蒲郡市をはじめ豊橋、豊川、新城、田原の5市消防本部の隊員および竹本油脂従業員ら108人、消防車両15台が参加し、連携を取り合って救助や消火活動を行った。
訓練は、大量の危険物を扱う施設で火災が発生し、従業員が初期消火を行うが延焼拡大し大規模な危険物火災に発展。工場建屋内に複数の従業員が取り残されており、蒲郡市消防本部だけでは対応できないと判断し、東三河各市の消防本部に応援要請を求めたという想定で実施。
工場敷地内にはトリアージポストも設置され、負傷者への対応訓練が行われた。また、はしご車による高所からの救出訓練や放水訓練も行われた。近隣の浜町地区防災部会企業からは防災担当者が参加し、訓練を見学した。
5市の合同訓練は2012年に豊橋市で船舶火災を想定、2013年には豊川市で震災を想定した訓練を実施しており、大規模災害時に5市の連携を強化するのが狙い。